6ZB-02
彩度・コントラスト比を考慮した色弱者向け配色変換手法
○岩瀬裕子(早大),岩田 一(神奈川工科大),白銀純子(東京女子大),深澤良彰(早大)
既存の配色変換手法では、作成者の配色意図(識別性と誘目性)が考慮されていないことが多い。既存の色弱者向けの配色変換では、変換前後で色が大きく変化し、作成者の配色意図が考慮されないことが多い。そこで、作成者の配色意図を保持しつつ、既存の配色をカラーユニバーサルデザインに対応したものに変換する手法を提案する。まず既存の配色を基本となる配色変換表に基づいて変換する。そして彩度およびコントラスト比を計算し、一定の基準を満たさないものに対しては基準を満たすように調整する。色情報を持つ文書に提案する配色変換を施し、変換前の文書と同等の識別性および誘目性を感じることができるかを評価する。

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