6Y-07
手振りで意図表出を行う手振りハンドロボットの開発
○池田香織,石井 裕,渡辺富夫(岡山県大)
コミュニケーションにおいて視線や表情といった顔の情報は影響を受けやすい.そこで,顔を持たないキャラクタを利用すれば動作の意図を表情などの影響を受けず,より特徴的に表現できると期待される.本研究では体の一部である“手”を用いて,手の表現として“手を振る”という行為に着目した.手を振るという行為はその時の状況や相手との関係によって,自身の存在や相手の存在を確認したことを示す,挨拶等様々な意図が存在する.本研究では,人への呼びかけを自ら行い積極的なコミュニケーションを行うことを目的としたロボットを開発した,各状況下での手振りを計測した実験行い,それを基に人に対して自ら手を振るハンドロボットを開発している.

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