6X-08
光線投影による化粧の再現に関する検討
○津田香林,峰友佑樹,北野和哉,加藤涼子,久保尋之(奈良先端大)
本研究の目的は,コンピュータによる計算と光を用いて,人々が行っている化粧のような美しさを表現することである.本研究では,顔認識を用いて顔のパーツの位置を検出し,プロジェクタを用いて化粧に相当する光線を投影する.今回はその第一歩として,顔のパーツの中でも唇に特に注目する.検出された唇領域に対して口紅に相当する色を再現するための光線を投影することで,実際に化粧をしているかのような効果を実現する.結果より,見た目や印象の変化が促せており,これは新しい化粧の手段になり得るのではないかと考える.

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