6T-09
行動遷移確率に基づく行動系列選択による並列タスク検証の精度向上
○中島 丞,大村 廉(豊橋技科大)
 行動認識技術を利用して正確な手順の教授や不正な行動の警告を行うことは業務遂行を補助する上で助けとなる.既存研究でも行動の系列をタスクと定義し,タスクを検証する手法が提案されている.
 しかし,既存手法では,複数のタスクが並行して実行される場合には,発生し得るタスク全てを検証してその結果を統合している.このため,多数のタスクが発生し得る環境では,精度の低下および計算量の増大が生じる.
 そこで,本研究では,行動認識結果の確率とその遷移の確率から,タスクとして実行されている確率が高いもの選出して検証を行なうことで,計算量の低下,および,検証精度を向上を行なう.

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