6T-03
小型身体形状測定装置の提案
○柴田涼平,村田嘉利,鈴木彰真,佐藤永欣(岩手県大)
側弯症や猫背といった不良姿勢は腰痛や内臓疾患を始めとする症状の原因となる.近年,PCやスマートフォンの普及と使用時間の増加によって,不良姿勢が増加していることが示されている.現在このような不良姿勢の測定はレントゲンやKinectを用いたシステムによって行われており,測定場所に制約を受ける.本研究では,猫背や側弯症といった不良姿勢を始めとする身体の形状を測定する新手法を提案する.イメージセンサとジャイロセンサを組み合わせたマウス形状の測定装置を開発した.本装置で身体をなぞることにより不良姿勢を判別する特徴量を検出できた.また,測定精度の向上によって更に細かい形状の表示と判別の可能性も示唆された.

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