6P-02
展開済みノードを用いたLGRF-2による囲碁プログラムFuegoの効率化
○野崎真也,中村あすか,前川仁孝(千葉工大)
本研究では,囲碁プログラムFuegoの勝率を向上するために,展開済みノードを用いたLGRF-2を提案し,Fuegoに適用して評価する.LGRF-2は,プレイアウトで多くの好手を着手するために,LGRFテーブルを参照してプレイアウト中の着手を決定する.LGRF-2を適用したFuegoは,プレイアウト結果を基にプレイアウト中の応手をLGRFテーブルに記憶する.このため本手法は,好手でない着手をLGRFテーブルに記憶する場合がある.そこで本研究では,プレイアウトを効率化するために,Fuegoで展開したノードが勝率の高い応手であることを利用し,展開済みノードの応手をプレイアウトで優先的に着手する.

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