6L-02
遺伝的アルゴリズムを用いたモチーフを考慮した合唱パートの生成
○堀籠一輝,長名優子(東京工科大)
与えられたソプラノパートに対してバスパートやアルトパートを生
成する手法として、遺伝的アルゴリズムを用いた合唱パートの生成
を行うことのできるシステムが提案されている。このシステムでは
既存曲のメロディをソプラノパートとし、ソプラノパートと同じリ
ズムのアルトパートとバスパートの生成を行う。しかし、バスパー
トやアルトパートを生成する際にモチーフが考慮されていないので、
生成される合唱パートのまとまりがなくなってしまうという問題点
がある。そこで本研究では、遺伝的アルゴリズムを用いたモチーフ
を考慮した合唱パートの生成システムを提案する。提案システムで
は、アルトパートとバスパートといった合唱パートを生成する際に、
モチーフを考慮し、同じモチーフに相当する部分では、他のパート
で同じになるようにすることで、まとまりのある合唱パートの生成
を実現する。

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