6L-01
遺伝的アルゴリズムを用いた自動作曲システムの改良
○小濱耀介,長名優子(東京工科大)
モチーフごとにコード進行とリズムパターンを自動生成し、それに
対して遺伝的アルゴリズムを用いて音の高さを付与していく手法が
提案されている。しかし、このシステムでは、和声音と非和声音と
の間の跳躍進行があること、長調でも短調でもメジャーコードとマ
イナーコードの比率が同じであること、曲の最後のコードがトニッ
クの代理コードで終わってしまうことがあること、そして4分の4拍
子の曲のみにしか対応していないなどの問題があった。本研究では、
このシステムを元に、和声音と非和声音との間を順次進行のみに限
定する、長調ではメジャーコード、短調ではマイナーコードの比率
を高くする、曲の最後のコードはトニックのコードに限定する、4
分の3拍子の曲にも対応するなどの改良を行う。

footer 著作権について 倫理綱領 プライバシーポリシー セキュリティ 情報処理学会