6G-03
関数型リアクティブプログラミングによる組み込みシステム向けDSLの実装
○中野史彬,佐々木晃(法大)
関数型言語は言語の特徴からバグの早期発見がしやすく,参照透過性の維持によりプログラムが予期しない動作を起こしにくい.そのため質の高いシステムを組むのに役立つと考えられるが,反面外部から情報を取得し,その情報に処理を行い値の更新をすることは不得意である.FRPを利用すると時間を扱う操作や外部とのやり取りが行いやすくなるが,FRPはその概念の理解の難しさと,プログラミングスタイルの特殊さなどの理由から実際にコーディングを行えるようになるまで時間がかかってしまう.そこで本研究では,コード量の削減、可読性や利用しやすさの向上を目的としてFRPによる組み込みシステム向けDSLの実装を行った.

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