6G-02
組み込みシステムのモデル駆動開発におけるD-Caseの活用
○菊池雄太郎,力武克彰(仙台高専)
組込みシステムの開発手法の1つとして,モデル駆動開発(Model Driven Development)が知られている.MDDとは,主にUML記法などに代表されるモデル記述言語によって決められたモデルを利用した開発を指す.MDDを通してシステム開発の効率化が期待できるが,モデル構築の明確なプロセスは定められておらず,設計者の技術力が求められる.そのため,効率的なモデル構築プロセスが求められていると言える.本研究では,MDDにおけるモデル構築をスムーズに行うことが出来る手法を提案し,実践する.プロセスを実際の開発に適用することで,モデル構築における提案プロセスの評価を行う.この研究を通して,モデル構築に関する過程と根拠を明示することが可能になる.

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