6G-01
組込ソフト開発におけるスクリプト言語の利用とメソッドチェック手法
○森田 亘,田中和明(九工大)
近年IoT(Internet of Things)という言葉の浸透に伴い,組込み技術への注目が集まっている.注目の1つとして,組込み技術に用いるプログラミング言語の多様化が挙げられる.本研究は,Rubyの記述をそのままに,ハードウェアとの親和性が高い言語であるmrubyを利用し,組込みソフトウェア開発における生産性の向上を目的としている.
mrubyはコンパイル時にメソッドのエラーをチェックすることができないため,コンパイルを終えたコードが正しく動作する保証がない.そこで,コンパイル時にメソッドのエラーの有無をチェックする機能をmrubyで作成し,エラーの原因特定を支援する.この機能は本研究で作成中である,mrubyでの組込みソフトウェア開発支援のPaaSに搭載されている.

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