6D-05
地方創生活動のためのCollective Intelligence:市民共創知研究会の構想
○伊藤孝行,白松 俊(名工大),堀田竜士,三井 実(富士ゼロックス),仙石晃久(名工大),藤田桂英(農工大),福田直樹(静岡大)
地方創生活動が各地で盛んに行われている.地域の多様な特色を活かした多様な活動が多様な人々によって共創的に行われることで極めて多様な知が生まれている.しかし,個々の事例で生まれた価値のある知は,必ずしも地域間で効果的に共有されているとは言えない.そこで,個別の知を互いに集めることでさらに創造的な集合的知性(Collective Intelligence)が得られることが期待できる.本研究では,人工知能学会において第2種研究会として市民共創知研究会を立ち上げ,人的支援,場づくり支援,情報システム支援など,地域に対して共創知を創生しCollective Intelligenceを実現するための複合的な支援体制を整えている.本稿では,これまでの取り組みの経過と今後の構想について述べる.

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