6C-02
ユニケージにおけるコマンドの使用方法と実装
○中村和敬,當仲寛哲(USP研)
ユニケージはUNIX哲学に基づいたシステム開発手法であり、企業システムの内製化に多くの実績がある。
データを適切に整理してファイルを入力しファイルに出力するというパイププログラミングを徹底することで、
手軽に高い生産性と性能を得る事ができる。
ユニケージではシェルスクリプトを記述する際にはUNIX標準コマンドに加えて、
独自のTukubaiコマンドを使用する。
本コマンドは企業システムに頻出の処理を簡潔に記述できるよう工夫されているほか、
様々な実装上の工夫により高速化されている。
本稿ではユニケージにおけるコマンドの位置づけと使用方法、実装ポリシー、アルゴリズムについて解説する。

footer 著作権について 倫理綱領 プライバシーポリシー セキュリティ 情報処理学会