6A-02
ソースコードの部分的な等価性検証による等価性判定範囲の精度向上手法
○吉田三喜也,米持一樹,伊藤益夫(三菱)
近年、ソフトウェアの規模が大きくなっており、これに伴い開発プロセスにおける検査工数も増加している。本稿では、この開発プロセスの効率化の支援に向けた等価性検証に関する提案を行う。ソフトウェア変更前後の関数に対して等価性検証をする際に、従来では検証対象の関数自身のレベルで等価/不等価を判定していた。一方で、提案する手法では、検証対象の関数内で呼び出される子関数について、事前の検証で得られた等価/不等価の判定結果を用いて、検証対象関数内の分岐レベルでの等価性判定を実現する。

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