5ZF-04
棋譜データの統計解析に基づく将棋の対局解説方法の提案
○鷲津昂大,華山宣胤(尚美学園大)
本研究では、将棋の局面における盤面中の歩の位置の平均値、ばらつき、歪みや金銀桂馬の動いた数の統計尺度に注目し、その分析結果から局面の優勢と劣勢を解説する方法を提案する.
将棋の研究では人工知能とシュミュレーションの技術が応用されているが、本研究ではプロ騎士の棋譜データを統計的な分析を行う.そのの結果から「この中盤で歩がばらついているのは先手の勝ちパターンだ」などの解説表現や、算出した統計尺度に基づいて優勢劣性を視覚化する方法を提案する.

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