5ZF-01
雑話システムにおけるユーモア生成の受容性向上に関する検討
○岩倉亮介,吉川大弘,フェリックス ジメネス,古橋 武(名大)
近年,コンピュータによる自動対話システムの研究が注目されている.対話システムは特定のタスク達成を目的とするか否かにより,タスク指向型と非タスク指向型に分類される.非タスク指向型対話システムにおいては,特定のタスクを持たず雑談を行うため,ユーザが長期間に渡って継続的に対話を続けたいと感じるシステムが必要とされる.対話継続性の向上のためには,ユーモア表現を含む発話が有効とされるが,従来手法では,ユーザにユーモアとして受容されない発話が生成されることが多いという課題がある.そこで本稿では,word2vecにより学習した単語ベクトルとTwitterデータを用いて,非タスク指向型対話システムにおけるユーモア受容性の向上に対する検討を行う.

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