5ZE-04
学生の学習意欲を促進するOJSとその問題の粒度についての考察
○宇崎裕太,長尾和彦(弓削商船高専)
先行研究では高専においてOJS(オンラインジャッジシステム)を利用することで、学生のプログラミング能力の向上につながることを確認した。本研究では複数ある既存のOJSサービスに着目し、どのようなOJSが生徒のプログラミングへの意欲の促進が行え、学生のプログラミング能力が上昇するかを調査した。加えて、それぞれのOJSの問題の難易度及び粒度について考察を行う。対象のOJSは、Paiza、CodinGame、CodeRunnerの3つである。課題前と課題後のテスト結果とアンケートを解析した結果、42人中12人しか成績の向上が見られなかったが、全体の半数が続けたいとの結果が得られた。この調査は夏季休暇という2ヶ月近い期間に行ったため、継続的な調査が必要である。

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