5ZD-01
スマートデバイスを用いた保健師・妊婦のつながり支援システムの開発
○西川 奏(釧路公大),上川原ひろみ(市立釧路総合病院),山根麻美,若狭節子(釧路市役所),山内寿代(釧路孝仁会看護専門学校),皆月昭則(釧路公大)
本研究では, 都市部の基幹病院から遠隔に位置するへき地を対象に,スマートフォンデバイスとクラウドシステムを用いて,行政機構との連携を想定したマタニティ支援アプリケーションを開発した.入力デバイスと記録管理システムはマタニティの陣痛間隔や痛みなどをクラウド環境で処理することで他者との情報共有を可能にした.また,へき地のマタニティへの出産準備知識などの学習機能を有している.さらに,行政の保健師からマタニティやパートナーに対し,パパ・ママ教室の開催予告をリマインド情報として発信することが可能である.開発したアプリケーションの検証は行政の保健師や病院の医療者によって検証し,へき地のマタニティから提供を開始し全国に向けて配付した.

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