5ZA-06
対話分析を用いたグループ編成支援システム
○久保田亘,江木啓訓(電通大)
近年,教育現場における学習活動へのグループワークの導入が進んでいる.グループワークの導入によって,学習者に能動的な学習態度を促す効果が期待されている.
しかし、グループ内で発言が多い学習者と少ない学習者とに分かれ、一部の学習者が,能動的な学習態度を取ることができないという問題が生じる. 
本研究は,この課題を解決する方法として,発言率を基にしたグループ編成手法を提案する.ウェアラブル端末を学習者に身に着けさせ、発言率を算出する。過去のグループ会話における発言率を基に,発言率の多い学習者同士,少ない学習者同士でグループ編成の提案を行う.発言率を均等化させることにより,発言の少ない学習者の議論への参加を支援する.

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