5ZA-04
電子付箋を利用した議論のための連想支援機構の開発
○鈴木智也,大囿忠親,新谷虎松(名工大)
付箋を用いた議論は組織におけるアイデア出しで多く行われる.本研究では,電子付箋を利用した議論支援システムをプラットフォームとして,議論に関連した情報をユーザに推薦することでユーザの連想を支援する機構の実現を目的とする.
連想支援では,ユーザに提示する推薦の内容と手法,タイミングによってはユーザの発言の妨害やアイデアの質の低下につながるという問題がある.
本機構では,発言の頻度や発言されたアイデアの内容に関するメタ情報を利用して,現在の議論の状況を判別する.現在の議論の状況に適応して,推薦する情報,手法,タイミングを変更することで,ユーザの発言を妨げず,質の高い連想の支援を実現する.

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