5X-04
アンカリング効果を考慮したMPEG-4動画像における動画像の影響
○青木拓磨,杉浦彰彦(静岡大)
心理効果の一つであるアンカリング効果を用い、動画像符号化効率の向上を目指
す。従来の研究では静止画像を用いることで疑似的に動画像として再生して
いた。本論ではMPEG-4形式の動画像のビットレートを直接変化させて実験動画を
作成し、動き量の異なる6種類の動画像を使用し、評価実験を行う。
6種類の動画像はアンカリング効果を考慮して動画像の冒頭部のビットレートを
高く設定し、徐々にビットレートを低下させるDecreaseパターンとビットレートが
一定である動画像のConstantパターンを用いる。なおDecreaseパターンとConstant
パターンのデータ量の差は全て±5%以内である。

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