5W-08
プレッシャーによるサイバー攻撃兆候検知に向けた検討
○石井友基,後藤厚宏(情報セキュリティ大)
サイバー攻撃の脅威はサイバー空間からリアル空間へ拡大し人命に直結するような事態も想定されることからも,より早い段階で攻撃を検知し対策を実施する必要がある.しかし,現状は攻撃の初期段階といえるサイバーキルチェーンの第2段階以前における対策が充分ではない.そこで,プレッシャーという観点からサイバー攻撃の兆候を掴み,攻撃の予防や被害の極小化ができないかと考えている.本稿では,攻撃者がサイバー攻撃を行うための動機を獲得するような事象に着目し,兆候と思われる事象やプレッシャーの考え方,それらの活用の仕方について検討することでプレッシャーによるサイバー攻撃兆候検知の可能性を追求する.

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