5T-06
養殖魚モニタリング環境における情報収集のためのデータ送信タイミング決定手法の評価
○石田晃一,谷口義明,井口信和(近畿大)
我々の研究グループでは、養殖支援を目的とした養殖魚モニタリングシステムを提案している。
提案システムでは、養殖魚にセンサ端末を装着し、超音波通信技術を用いて基地局にデータを収集する。
提案システムにおいては、センサ端末を装着している魚体自体が通信路上の障害物となるため、センサ端末の無線通信範囲は指向性を持つ。
また、養殖魚が出荷されるまでの間、継続して情報収集を行える省電力な情報収集手法が必要となる。
我々はこれまでに、制御パケットを用いることなくセンサ端末のデータ送信タイミングを決定する手法を提案した。
提案手法では、センサ端末は自身の通信範囲の大きさに基づいて送信タイミングを決定する。
本研究では、情報収集率や消費電力の観点からを提案手法の評価を行う。

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