5T-03
新規就農者に対するIoTを利用した支援方法の検討
○田上稔浩,寺澤卓也(東京工科大)
一般に新規就農者は経験や技術が不足しており、熟練農家での研修やサポートを必要とすることが多い。一方、IoT技術の進展により、環境データの取得が容易になってきたことで、IoTを農業に応用する研究や事例が数多く見られるようになった。
本研究では、このような仕組みを新規就農者支援に利用することを提案する。具体的には、農地の環境データを定期的に取得してクラウド上に集約し、データベース化した上で、同一地域での熟練農家のデータと新規就農者のデータをグラフ等の形で比較できるシステムを構築した。これにより、新規就農者はどのような作業や対応が必要なのかを把握し、収量や品質の向上に結び付けられると期待できる。

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