5S-01
複数のAndroid端末における通信制御ミドルウェアのWLANとLTE環境における評価
○島田歩実(お茶の水女子大),山口実靖(工学院大),小口正人(お茶の水女子大)
近年のロスベースTCPはより高いスループットを確保するためによりアグレッシブな輻輳制御手法を用いているが,有線接続と比べて脆弱な無線接続環境においてはその手法によって膨大なパケットが蓄積され,その結果輻輳が発生してしまうという問題が生じている.先行研究では,ロスベースTCPの一つであるCUBIC TCPを使用してい Android端末を用いて,無線LANアクセスポイントにおけるACKパケットの蓄積を回避する協調的制御手法が提案,実装された.本研究では,無線LAN環境だけでなく,LTE (Long Term Evaluation)環境下においても前記協調的制御手法を導入した実験を行い,その評価を行った.

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