5Q-08
CCGを用いたSpatial Description Clauseの拡張への取り組み
○稲子明里(お茶の水女子大),塚原裕史(デンソーアイティーラボラトリ),小林一郎(お茶の水女子大)
自動運転車での対話による容易な操作の実現を目指し、空間情報を含む言語指示を車に理解させることを目的とする。空間認識のための記述表現であるKollarらが提案した従来のSpatial Description Clause (SDC)は、Path、Object、Place、Eventの4つのカテゴリからなる階層的な意味構造である。本研究では、これらのカテゴリの他にStateやVisionも加えることにより空間に関する記述力を高める。また、SDCの拡張に加え、駐車指示に関する発話をSDCに変換するCCGに基づいたShift-Reduceパーザの実装にも取り組む。

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