5Q-07
2体のロボットによる対話活性度の向上
○吉岡　駿，松元崇裕，岨野太一（慶大），後藤充裕（NTT），今井倫太（慶大）
ヒューマンエージェントインタラクションにおいて，人とエージェントの対話を扱った研究はあるが，それらの多くは，人がエージェントへ話すこと自体を前提と置いている．しかしエージェントが人との対話を開始するためには，人をエージェントとの対話へ引き込むことが必要になる．また引き込みが成功したとしても，対話を通じて人を楽しませるのは容易ではない．そこで，2体のエージェント間でオーバーラップを含む活性度の高い対話を行うことで，人を対話へ引き込むアプローチの提案を行う．更に，活性度の高い対話により，エージェントとの対話の楽しさ，印象が向上するかどうかの評価を行う．
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