情報処理学会 第79回全国大会講演要旨

これまでに、事前固定焦点法を用いる小規模駐車場でも導入可能な空き駐車スペース検出手法を提案してきた。この手法は、カメラの設置位置の制約が少なく処理量も少ないという特長があったが、カメラから遠い位置にある駐車スロットの検出精度が著しく低いという問題点があった。ここでは、より詳しい実験によって車両誤検出の原因究明を行った。実験結果に基づいて対策を行ったところ、カメラから離れた駐車スロットにおける車両検出の精度を大幅に向上させることができたので報告する。