5N-04
均等色特徴とPFH特徴量に基づく統合記述子を用いた3次元部分検索
○木澤栄一,森本正志(愛知工大)
安価な3次元スキャナの普及に伴い,スキャナにより計測された物体の部分形状点群データから3次元モデルを検索する手法の検討が進んでいる。ここで似た形状であっても表面テクスチャや彩色が異なる物体を正しく検索するためには,形状に加えて色情報を検索特徴として用いる必要がある。本研究では、均等色空間の一つであるCIE-Lab色空間を色特徴表現に用い、形状特徴を表現するPFH特徴量と統合した記述子を用いた3次元部分検索手法を提案する。Kinectによる部分形状データおよび3次元モデルデータを用いた評価実験の結果、PFH単体およびPFHとRGBを用いた場合に対する検索性能向上が認められ、本手法の有効性が確認された。

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