5N-01
X-Slitを備えた光源とカメラを用いたBRDF計測
○宮田明裕,久保尋之,舩冨卓哉,向川康博(奈良先端大)
物体の見え方は, 光源方向と観測方向に応じて定められる反射率分布関数BRDF(Bi-directional Reflectance Distribution Funciton)を測定することで取得することが可能である. これまで, これに関し多くの手法が提案されてきたが, 測定に必要とされる装置が高価であるため非効率であるという欠点がある. 本論文では効率的なBRDF計測手法として, X-Slitと呼ばれる二つだけのスリットによって縦と横の画角が異なる光学系を用いて密にBRDFを計測できる手法を提案し, 有効性をシミュレーションで評価する.

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