5M-01
パラメータの自動調整が可能なカオス四元数多方向連想メモリの想起能力に関する検討
○中村 翼,長名優子(東京工科大)
本研究では、パラメータの自動調整が可能なカオス四元数多方向連
想メモリにおける想起能力の検討を行う。本研究で扱うパラメータ
の自動調整が可能なカオス四元数多方向連想メモリは、3つ以上の
層から構成されており、各層は、キー入力部と文脈情報部の2つに
分けられている。キー入力部は四元数ニューロンモデルから、文脈
情報部はカオス四元数ニューロンモデルから構成されている。カオ
ス四元数多方向連想メモリでは、文脈情報部の状態がカオスによっ
て変化することで1対多の連想を実現しているが、その想起能力は
カオス四元数ニューロンモデルのパラメータに依存しており、適切
な値に設定するには試行錯誤が必要になる。今回は、このモデルに
おいて想起能力を調べる実験を行った結果を報告する。

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