5K-02
特定物体認識におけるSIFT特徴点マッチング手法の改善
○中西雅哉,獅々堀正幹,大野将樹(徳島大)
近年のネットワークの高速化や大容量記憶装置の普及に伴い,膨大な量の画像や映像がWeb 上に蓄積されている.これらを人手で検索することは困難であり,自動的に検索できるシステムの構築の必要性が高まっている.そこで,本研究では特定物体認識システムを構築し,検索精度の向上を目指す.特定物体認識ではSIFT特徴量などの局所特徴量を用いて,クエリ画像と検索画像をマッチングし,対象となる物体を認識するのが一般的である.しかし、対象となる物体以外の特徴点とマッチングすることが問題となる.そこで,本手法では正対応と誤対応を識別するために,SIFT特徴量の類似性・出現位置を考慮し,誤対応を除去することで検索精度を向上させることを目指す.

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