5K-01
間取り図グラフ作成における誤認識・不認識の分析
○上堀健太,尾崎知伸(日大)
間取り図は,部屋の配置のみならず,洗面台やトイレ等を表す種々の記号やLDK, WICなどの略語等,多様な情報を含んでいる.一般に画像として提供される間取り図を,部屋を頂点,そのつながりを辺とするラベル付きグラフへ変換することにより,計算機での扱いが容易になると同時に,構造的な側面からの特徴抽出や検索などへの応用が展開可能となる.本論文では,間取り図画像をラベル付きグラフへと変換するタスクにおいて,誤認識・不認識の観点から被験者が起こすエラーについて分析を行う.これにより,間取り図を見る際に起こしやすい間違いの特定や,クラウドソーシングの結果に対する信頼性に関する知見が得られることが期待できる.

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