5H-06
形式手法と保証ケースによるコンポーネントの妥当性確認方式の提案
○山本椋太,山本修一郎(名大)
提案手法では,4つの形式的証拠を形式手法によって作成し,
GSN(Goal Structured Notation)における証拠として利用する.4つの形式的証拠 とは,(1)コンポーネントの入出力の検証,(2)コンポーネントの事前条件と事後条件の 検証,(3)コンポーネント間の相互作用の検証,(4)コンポーネント間の一貫性の検証のことである.本手法においては,これらの形式的証拠を形式手法のBおよびEvent-Bによって作成する方法を考えた.作成した形式的証拠をGSNから参照する.上記のように,形式手法と保証ケースを融合する方法を提案する.また,ケーススタディを作成し,実際の手法適用の流れを説明する.提案手法によって,保証ケースで重要となる客観的な証拠の作成が可能となった.

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