5H-05
Ruby on Railsを対象としたモデル検査による画面遷移検証
○大嶋乃斗,岸 知二(早大)
近年、インターネットの発展に伴い、重要な処理を扱うWebアプリケーションが増加しており、その開発において早期の段階で設計誤りを発見することの重要性も増している。近年、そうした設計検証の手法の1つとして、モデル検査技術が注目されている。モデル検査を行うためには利用するモデル検査器に応じたアプリケーションのモデル化が必要であるが、その作業は通常のソフトウェア開発者には難しいという課題がある。本稿では、Webアプリケーションの基本構造を規定する画面遷移に注目し、フレームワークRuby on Railsにより作成したWebアプリケーションの定義から、画面遷移の検証を行うモデルを自動生成してモデル検査を行う手法を提案する。

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