5H-02
関数呼び出しを含むLLVM IRプログラム用スライシングツールの開発
○Huu Hoang Nguyen,芳賀博英,斎藤崇雅,増原孝昭(同志社大)
プログラムスライシングはプログラムの依存関係を解析する技術であり,ソフトウェアテスト,デバッグ,プログラム理解,コード最適化など,広範囲に応用されている.また,LLVMは多くのプログラム言語に対応したコンパイル基盤であり,LLVM IRは特定のプログラミング言語とCPUアーキテクチャに依存しない中間表現である.本研究では, 様々な言語への適用を目指して,LLVM IRを対象としたプログラムスライシングツール,特に関数呼び出しを含むプログラムのスライシングツールを実装した.本ツールでは,スライシングされるプログラムの各関数のLLVM IRの依存グラフを生成し、生成したグラフのノードをたどる事でスライシングを行う

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