5F-05
へき地における長距離移動マタニティの受療行動の安全支援システム開発の検討
○皆月昭則(釧路公大),山内寿代(釧路孝仁会看護専門学校)
北海道は国土の22%の面積を有し,東北6県を上回る広大な地域である.研究では全国で最も産科の減少が進行している地域のマタニティ支援方法を模索し,居住地に産科が消滅したへき地のマタニティの受療行動支援システム構築を検討してきた.釧路・根室圏と呼ばれる地域は,北海道の圏域分類で最も広大な面積であり,産科消滅によってマタニティの受療に際して1〜2時間以上の長距離移動が必要である.システムによるマタニティ支援では,マタニティ自身の体調予見の気づきや長距離移動リスクの教育、受療行動タイミングの意思決定支援の必要がある. 5年間の研究では,長距離移動マタニティの受療行動支援システム構築に必要な要件導出をした.

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