5F-03
電力システム改革に対応した火力発電計画作成システムの最適化計算手法の開発
○前田達郎,松本尚之,須藤昌吉,中原良樹(東芝),上野邦明,中山 英,森田啓介,丹羽雄紀(東京電力フュエル&パワー)
電力システム改革に伴う計画値同時同量制度の導入により、発電事業者は30分毎のゲートクローズ(需給計画の提出締切)やインバランス回避のために、定期点検等の運用上の制約のほか、気温等環境要因による発電能力の補正、燃料ガス導管の流量や燃料在庫管理等の複雑な制約も加味した緻密な発電計画を迅速に作成する必要がある。
これらの制約のもとで、最大100台の発電機群の運転状態を決める大規模な最適化計算を、ヒューリスティック計算およびソルバー計算を併用することで、実用的な時間で解くことのできるハイブリッド最適化手法を東京電力フュエル&パワー株式会社と共同開発したので報告する。

footer 著作権について 倫理綱領 プライバシーポリシー セキュリティ 情報処理学会