5F-01
ビッグデータ時代におけるID社会の考察
○八木晃二,大曽根匡(専修大)
ビッグデータ時代・IоT時代と呼ばれる現代社会では、「情報をデジタル化し,ヒト・モノ・カネに関するあらゆるものに識別子となるIDを付番し、そのIDを使用して情報を収集,連携、蓄積、分析し、ビジネス活動に活用すること」が必須となっている。好むと好まざるに関わらず、既に数多くのIDが、ヒト・モノ・カネに付番され情報管理がされている状況にあり、まさにID社会の到来ともいえるであろう。そのことによって、様々な便利なサービスが事業者から提供されることとなる。しかし、個人にとっては便利さの享受と裏腹にあるプライバシー保護との両立が重要な課題である。本稿では、情報活用とプライバシー保護確立の両立の視点からID社会の抱える課題と解決策を考察する

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