5C-05
直線構造に着目したShearletによる光線空間のグループスパースコーディング
○藤田 秀,高橋桂太,藤井俊彰(名大)
光線空間法は,光線を単位とした4次元信号によって3次元空間の視覚情報を記述する手法である.その信号は特有の冗長な構造をもつ.例えば,その信号の2次元部分空間を局所的にみれば,ほぼ一定の傾きをもった直線状の軌跡の集合が観察できる.この構造は,光線空間に補間や雑音除去を適用する際に有用である.本研究では,光線空間の直線構造を記述するために,グループ性をもったスパースコーディングの枠組みを導入する.特に,shearlet変換を用いたアプローチに着目し,その有効性を検討する.

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