5A-02
運行管理者(貨物)業務に関わるトラック運転者のスケジューリングに関する一考察
○鈴木邦成,村山要司,若林敬造(日大)
トラック運送業界は少子高齢化、長時間労働を敬遠する若者の増加などの影響からトラック運転者の大幅な不足という事態に直面している。他方、トラック貨物輸送においては積載率、実車率の向上を念頭に帰り便の確保をさらに徹底する必要がある。しかるにトラック運行管理において、安全・安心の観点からトラック運転者については日次、週次、月次、年次の各レベルで連続運転時間、拘束時間などが設けられており、それを無視しての運行計画の作成は不可能となっている。以上の点を踏まえて、本発表では最新の事情を考慮した運行管理(貨物)におけるトラック運転者のスケジューリング問題について、その拘束条件、並びにアルゴリズムについての提案を行うものとする。

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