4ZF-06
宿泊施設の自己評価と口コミ評価の相関を分析するシステム
○井上赳宏,高山 毅(尾道市立大)
一般に、宿泊施設側が提供する情報の量・質は、観光者が入手できる情報の量・質との間に乖離が生じ得る。そこで、先行研究では宿泊施設による統一指標での自己評価実施・公開が提案されている。しかし、「宿泊施設側の自己評価」と「観光者による口コミ評価」がどの程度適合しているのかは、容易に知ることはできない。そこで本稿では、宿泊施設側の自己評価と観光者側の口コミ評価との適合度を算出するシステムを開発する。具体的には、宿泊施設の自己評価値と口コミ評価値の相関係数を算出するシステムである。これにより、「宿泊施設側の過大な自己評価」や「宿泊施設側の状況への適合度が相対的に低めの口コミ評価値」を検出しやすくできる。

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