4ZE-08
近赤外分光法を用いた脳血流量変化情報に基づく色聴感覚優位性の判別
○小邑啓将,鏑木崇史,栗原陽介(青学大)
本研究では、共感覚の1つである色聴感覚について、近赤外分光法による脳血流量変化時系列情報から優位性を判別する方法を提案する。具体的には、絶対音感教育で提案されている和音と色を結びつける指導法を例に検証を行った。検証実験として、記銘・想起の両過程において、和音と色の刺激を同時に与える場合と、それぞれの刺激を単体で与える場合の脳血流量を計測した。計測した血流量情報から特徴量を計算し、機械学習手法により色聴感覚の優位性判別を行った。機械学習手法として、自己組織化マップ(SOM)とサポートベクトルマシン(SVM)を用い、その判別精度について考察した。

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