4ZE-04
スライド発表における癖検出機構に基づく発表練習支援システム
○松浦辰雄,大囿忠親,新谷虎松(名工大)
学会などでスライドを用いた発表の際に,声の大きさが小さくなったり,口癖などの癖が出てしまうことがある.発表中に起こる癖により,聴講者に不快感を与えたり,自分の考えが十分に伝えられなかったりするため,事前に発表練習を行う.そこで,ユーザのスライド発表の様子を記録し,癖を検出し発表練習を支援するシステムを実装した.本システムでは,PC内蔵のマイク,カメラおよび周辺機器を用いてユーザが発表している様子を発表履歴として記録を行う.さらに発表履歴に対して音声処理や画像処理を用いて,ユーザの発表の癖を検出する.ユーザは,発表履歴を閲覧し,自分の癖を見直すことが可能であり発表練習の支援となる.

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