4ZC-06
置き換えモデルによるScalaの実行過程の可視化
○竹内俊貴,酒井三四郎(静岡大)
Scalaのような関数型プログラミング言語は高度に抽象化された式が多く、プログラムの理解が難しいという問題がある。しかし、関数型プログラミング言語のプログラムの動作を可視化するツールはまだない。そこで、プログラムの理解を支援するために、Scalaで記述されたプログラムの実行過程を可視化するソフトウェアを作成した。本ソフトウェアの特徴は置き換えモデルを用いて可視化することである。評価実験では、Scala学習中の学生にプログラムの動作の理解を問う問題を出題し、ツールの有無で対照実験を行い、本ソフトウェアがプログラムの理解に貢献したかを測定する。

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