4ZA-04
電気回路と一体で印刷可能なアクチュエータによる動的インターフェイス及びロボットの試作
○中原健一,鳴海紘也,川原圭博,浅見 徹(東大)
動的インターフェイスやロボットの試作に必要となるアクチュエータ・センサ・電気回路・骨格構造を単純な印刷プロセスのみによって統合するために,10分程度で印刷可能な相転移アクチュエータを提案する.このアクチュエータは,印刷したナイロンパウチの内部に封入された低沸点の液体が,インクジェット印刷回路の電熱線によって熱せられることによって,相転移と体積変化で変形する.様々な機能を持つ印刷回路とアクチュエータを,一体でかつ即座に試作できるという有効性を検証するため,本稿ではインタラクティブなインターフェイスやロボットアームなどのアプリケーションを提案する.

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