4Y-05
見たままの風景情報に基づく地図検索手法に対する音声入力インタフェースの検討
○田中智大,北村尊義,泉 朋子,仲谷善雄(立命館大)
現在普及している位置情報検索システムに用いられている形式は,主に鳥瞰図
などのサーベイマップ型空間認知に基づいている. しかし地図をうまく利用できな
い人はルートマップ型の空間認知で自身の位置を把握しており, サーベイマップ
型の空間認知への変換が困難である.そこで本研究では,ユーザが見た風景
そのままを検索の入力とするルートマップ型の地図検索システムを提案すること
を目的としている.本発表では,本システムに用いる音声入力のインタフェース
について検討する.人が見た風景を伝える際に着目するランドマークの傾向や
それらの表現の仕方,順序を分析した結果と,それに基づくインタフェースを提案する.

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