4Y-04
地域課題の解決に向けたオープンデータ利用の試み -高槻市の地域課題を対象として-
○仲西 渉,盛山将広,松下光範(関西大)
本研究の目的は,大阪府高槻市が公開しているオープンデータの有用性を,実践を通じて検証することである.近年,政府や地方自治体による行政情報などがオープンデータ化され利用可能になっている.こうした行政情報をオープンデータとして公開することで,住民が暮らしやすい街づくりや地域イベントへの参加者増加といった地域活性化への貢献が期待されている.高槻市でもオープンデータ化が進められているが,現状の活用事例数は限定的で,その有用性を検証できる段階には至っていない.本稿では,これらのオープンデータを活用したモバイルアプリケーションを実装し,その過程を通じて公開された行政情報の有用性について議論する.

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