4Y-03
ナッジに基づく観光情報提示ツールのデザイン表現の検討
○平石雄規,北村尊義,泉 朋子,仲谷善雄(立命館大)
本研究では散策を楽しむ観光者に対して,利用者に観光スポットを暗示的に
提示することで,システムの提案に基づき利用者の行動を変化させつつも,
利用者自身で観光スポットを発見する経験を与えるような観光スポット推薦
システムのインタフェースを提案する.観光スポットを推薦する際,推薦された
スポットに訪れることを利用者に強制せず,あくまで利用者が行動を変化させ
るきっかけとなる何気ない仕掛け(ナッジ)を提供するインタフェースを目指す.
本研究では,観光情報を観光スポットの位置情報と特徴情報に分類し,
それぞれに抽象度の異なるデザイン表現を提案する.さらに,どのデザイン
表現が効果的なナッジとなりうるかを被験者実験で明らかにする.

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