4W-07
置き去り防止のためのマイクロ波ドップラーセンサを用いた自動車外からの乗員生体計測システム
○廣瀬雅嵩,鏑木崇史,栗原陽介(青学大)
近年、高齢者や乳幼児が自動車停車時に車内に置き去りになってしまい熱中症や最悪の場合死に至るといった事故が起きている。このような事故を防止するためには、自動車外から停車中の自動車の中に人間が取り残されていないかを判定するシステムが必要である。そこで本研究ではマイクロ波ドップラセンサで計測した信号から人の有無を判別するシステムを提案する。ノイズ除去の目的で、自動車車体の振動モデルを構築し、環境条件から発生する車体の共振周波数を求めた。さらに人の動きに由来する生体情報成分を抽出し、判別手法であるサポートベクタマシンを適用することで人の有無を判別するシステムを構築し、その判別精度を評価した。

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